【映画】『バッファロー'66』・・・愛をみつけた日
愛によって人は救われる。
こんにちは
今日は映画を紹介します。
『バッファロー'66』
ヴィンセント・ギャロ主演・監督の本作
展開も多くないし、絵もどちらかというと暗いしアートっぽいけども
終わってみればとても心に染み入る素敵な作品です。
あらすじはこんな感じ
ヴィンセント・ギャロを一躍スターダムに押し上げたラブ・ストーリー。愛を知らないアナーキーな男と、彼に惹かれる女の寡黙な愛を描く。グレーを基調にしたビジュアルや独特のスロー描写など、他に類を見ないアーティスティックな作風が見もの。共演にクリスティーナ・リッチ。5年の刑期を経て出所してきたビリー。仕事で家を離れ、両親に結婚したと偽っていた彼は、実家に戻るため通りすがりの女・レイラを拉致する……。
Yahoo!映画より
ストーリーはともかくとして。
伝えたい魅力は3つ!
①ギャロがイケメン
②クリスティーナリッチの不思議な魅力
③愛をみつけたギャロの表情が素敵
①ギャロがイケメン
そう、ギャロがイケメンです。
終始ずっと嫌な奴なんですこいつ。
イライラするくらい嫌な奴です。
でもなんというか、その反面哀愁もあるというか
途中レイラが「あなたは世界一優しい人」っていうシーンがあるんですけどね、
根っからの悪ではないっていうのが、無理している、っていうのが彼の演技から伝わってきます。
あとボーリングするときでけ笑顔になるんですけどね、
ボーリングは愛していたんだな、って伝わります。
イライラするけどかっこいいなあと思いながら見るのもいいかも?(笑)
②クリスティーナリッチの不思議な魅力
可愛いんですよ。うん。
実はアダムスファミリーのあの娘です
この作品の当時は18歳くらいなんですけどね。
体つきもあるかもしれないけど色気が凄い。
2人のキスシーンがあるんですけど
(僕なんかはもっとコトを進めて欲しかったんですけど(笑))
凄くドキドキする演出でね、もっと見ていたかった。
突然拉致されたにも関わらずビリーに好意を寄せ
彼の帰りを待つレイラ。彼女も愛に飢えていたのかもしれませんね。
③愛をみつけたギャロの表情が素敵
ラストの方なんですけど、ある「仕事」をやめて
彼女の元に戻ろうと決意するビリー
その顔はボーリングの時のような無邪気な笑顔で
見ているこちらもこそばゆくなります。
どうか幸せになってね、と願わずにはいられない。
ずっとアナーキーなスタイルのビリーは単純に愛に飢えていただけであって。
彼がずっと好きだった女性にコケにされたあと
「もう生きていけない」と嘆くシーンが、彼が一番苦しんでいたように思えます。
やっぱり愛されたかったんだね。
でも結果的に彼は愛によって救われました。真理ですわ。
前半は本当に不快なシーンも多いと思うけども(笑)
我慢して後半まで耐えてほしい本作。
冒頭からは想像もつかない微笑ましいエンドが待っています。
彼が途中に
「モテたから女には苦労しなかった」
「ただ好きな人ができなかった」
というシーンがあるのですが
出所して、トイレのために立ち寄ったビルで会った女と運命の出会いがあることもあるんだから、どこで何があるかわかりませんね。映画の話とはいえ。
皆様にも素敵な出会いがありますように。
おわり
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