愛にまつわるもの

愛に生きるという自分への備忘録。

【映画】『ケンとカズ』...俺の物差しで人の人生を測るな。

俺は誰のこともわかっちゃいない。

俺は、人は、他人のことなんてわからない。

それなのに、わかったようなことを言ってしまう。

アドバイスなんて、マスターベーション紙一重

俺の物差しで人の人生を測るな

 

 

こんばんは!

久しぶりなんですけど。

 

映画ご紹介します。

『ケンとカズ』 

ケンとカズ

 

です

あらすじはこんな感じ。

ケン(カトウシンスケ)とカズ(毎熊克哉)は自動車修理工場で働きながら、裏では覚せい剤の取引をしていた。ケンは恋人の早紀が身ごもっており、彼女と生まれてくる子供のために人生をやり直そうと考えていた。一方、カズは母親のことで問題を抱えていた。カズは密売ルートを増やすべく、敵対グループと手を組もうと画策するも……。

解説・あらすじ - ケンとカズ - 作品 - Yahoo!映画

 

最初はカズの魅力に引き込まれてしまいました。

なんつー目力してんだってくらいイカツイ。

かっこいいよほんと。

 

あとはもうただただ映画の魅力に引き込まれました。

 

これはね、しのごの言わず見るべきですよ。

ストーリー説明も何も特に言うことはないです。

 

レビュー書いといてあれですけど、見た人がどう感じたかじゃなくて、自分で見て何を

感じたか、を吟味できる映画だと思います。

 

 

 

結局のところ

クスリの売人の気持ちなんてわからない

親に殺されかけた人の気持ちなんてわからない

親を殺そうとした人の気持ちなんてわからない

クスリを売りつつも父親になる人の気持ちなんてわからない

パートナーがクスリの売人の妊婦の気持ちなんてわからない

ヤクザの気持ちなんてわからない

ヤクザの人生なんてわからない

 

先生の、先輩の、上司の、友達の人生だってわかりっこない。

隣の人の人生も知らないし、親の人生だってわかりっこない。

 

 

その人に、どんなバックグラウンドがあるか、どんな人生なのかなんてわからないのに、人様の何を評価できるだろうか。

 

 

誰も、人の気持ちなんてわかるわけない、っていう使い古された言葉の意味を少しわかった気がします。

 

 

でも、でも。

 

それでも人は人のために涙を流し、愛する。

分かり合えないという前提があっても優しい気持ちには嘘はない。

分かり合えなくても寄り添える。助け合える。信頼しあえる。愛し合える。

 

少しでも相手のためと思っていらぬ手を出してしまう。

 

自分の人生ではあるけれど、人のやることなんて人の勝手だけど、それでも誰かのためになりたいと思えることは素晴らしいことだと思う。

 

答えなんてないし、自分の中で折り合いをつけるしかないんだけど、「人の人生だから」なんて言葉だけに頼って人に関わっていくことから逃げないようにしようと思いました。

 

 

最近の僕は良くなかった。うん。

 

 

 

まるで映画の話してないけど。

なんか書きたいまま書いてしまいました。

お許しください。後々追記するかも。しないか。

 

 

俺は誰のこともわかっちゃいない。

 

 

おわり

 

ps カメラワーク素晴らしかったなあ