【映画】『ONCE ダブリンの街角で』...男と女と心と心
心通じ合う相手1人だけ・・・
こんばんは!!
今日は映画をご紹介します。
です。知ってますかー??
ジョン・カーニーという監督さんがこの映画を作ったんですがね。
この人の映画で好きな作品が3つあります。というか3つしか知らないんだけど。
最初に見たのが『はじまりのうた』
次が『シングストリート』
んで最後が『ダブリンの街角で』
ちなみに古い順で言うと、ダブリン、はじまり、シングです。
全部最高すぎるのでダブリンから全部レビューしてこうと思います。
次回がはじまりのうた、最後がシングストリートね。
別に順番は繋がっていないからどれから見ても全部楽しめると思います。
それじゃあ始めますー
ネタバレあるけどまあいいよね!!多少は!
まずあらすじはこんな感じ!!
ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男(グレン・ハンサードは、ある日、チェコ移民の女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。ひょんなことから彼女にピアノの才能があることを知った男は、自分が書いた曲を彼女と一緒に演奏してみることに。すると、そのセッションは想像以上の素晴らしいものとなり……。
始めにこのジョン・カーニーという監督さんですね。
音楽が大好きなんだろうなあ、ってわかるくらいどの映画にも音楽が出てきます。
でまたその楽曲が全部素晴らしくてだね・・・オススメです。
このダブリンの街角ではですね、さっき挙げた3作の中で一番大人向けというか、とてもリアルな描写が多い気がします。
恋心というよりも、純粋に心と心、の話ですね。
お互い想う人がいる中で、それでも心と心が通じ合ってしまった時に、男はどんな行動を、女はどんな決断を下すのか。素敵な音楽に乗せて優しく映画が進んでいきます。
例によっていくつか心に残ったシーンを紹介していきます!
①初めての共演シーン
やっぱりここです。後半にかけての盛り上がりにグッとくる。
昨日今日会ったような2人がね、楽器店でデュエットするんです。
初めてなのに息ピッタリで、どちらかというと男の方は運命じみたものをこの時点で感じていそう。ロマンチストめ。
でもいいな、とおもう人がいても心の奥にはいつも元カノがいるんですね、この人は。
それを歌に昇華して思い出して、辛くなって、忘れたくて、思い出して、忘れられなくて、辛くて。
色々演奏のシーンはあるけど、僕はやっぱりこのシーンが1番好き。
②超クールなデートの断り方
演奏があまりにもうまくいったものだから男は多分好きになってしまったんだけど。
1度彼女をデートに誘います。
「今度散歩とかコーヒーとかどう?」
いいと思います。ナイスジャブb
ですが彼女間髪入れず
「無理よ」
と断ります。カウンター1発KO(笑)
マジで間髪入れてません(笑)
こんな断り方されたらもう誘えないかも
と、この見事な振られ方を見て欲しい。それだけ(笑)
最後でーす。
最後のちょっと前のシーン
頑張ってネタバレないように書くけど、最後の方でね。
どっちかがどっちかに「またね」っていうんです。
そんでもって相手は「うん、後でね」と言う。
でももう会わない。
「後でね」が今生の別れとなる。
多分お互いわかってて「またね」と「後でね」を言い合っている、と僕は思っているんですけどね。
あるよね、そういうこと。
人生は一度きりなのは間違いないですから。
そういう出会いと別れもありますよね。
もう会わないんだろうなあ、とか思うと何か言葉にできない寂しさがある。
うまく言えないが、もう会えない人を思う時に胸がキュッとなる。
でもそれは本当にもう会えないんだろうか。会わないほうがいいから会えないと思い込んでいるのか。
会わないほうがいいと思っているから会わないだけなんだな、って今急に自分の中で答えが出ました。
きっと会わないほうがいい人もいるよね。
てな感じです!!!
なんかまとまり皆無だけど興味持っていただけましたか?
百聞は一見にしかず!是非。
繰り返しになりますが、恋とか愛とかの前に、心の奥の方が繋がる大事さを描いていると僕は思いました。
たとえば、初めて会った人と自分の好きなことを奥の方でわかりあえたら。
愛とか恋とかの前に深く共鳴できたら。そんな出会いをしたいものです。
それでも、最後の「プレゼント」は愛してるのサイン
おわり
ps
ストーリーとは関係ないんだけどね。
背景が田舎だと、あっという間に20代前半に戻らさせる。
不意打ちで思い出したくないこともフラッシュバックするからそういうのやめて欲しいよな(笑)