【映画】『ブロークバック・マウンテン』・・・イケナイものの線引きとは何か。
言葉にならない沈黙を読む。
こんばんは
今日は映画を紹介します。ね。
この映画は同性愛者の愛を描いています。
ひいては、マイノリティの生き方を。
特筆すべきは主演のヒース・レジャーさん
残念ながらもうお亡くなりになっていますが
この映画といいダークナイトといい強烈な印象を世界に残しました。
↓ちなみに今ならこの映画Amazonプライムで無料で鑑賞できますよ！みて！
あらすじはこんな感じ
1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンでイニス（ヒース・レジャー）は羊番の仕事を始める。たまたま一緒に組んで仕事をしていたジャック（ジェイク・ギレンホール）との間に友情が芽生えるが……。
保守的なアメリカの西部で、20年以上にも渡って男同士の愛を貫いた2人の“普遍の愛”を描く人間ドラマ。2005年のヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したほか、数々の映画賞にノミネートされている話題作。主演はヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが20歳から40歳までの年齢も繊細に表現した演技を見せる。監督は『グリーン・ディスティニー』のアン・リー。ブロークバックの山々を美しく映し出した映像にも注目。
正直この類の作品を見るのは初めてで
緊張しながら見始めました。
ですが、過激な描写っていうのは
思っていたほど多くなくて
押し殺されてる沈黙を読む映画だと思います。
アメリカの自然の田舎が背景にあると
凄く情緒的で人が時間を割くものが
今に比べて集約されていると感じます。
かっこよく言うなら普遍的な景色、人生
を描いています。
また、まだまだ今みたいにマイノリティーに対して理解が得られる時代ではなく、マイノリティーがどう生きていくか、どう生きていたか。というのも感じます。
もちろんそれが認められてない時代だから
主人公の2人はもがいて苦しんで。
でも、いるんですよね。マイノリティーは。
性に限らず、思想も、なにもかも。
本人以外が認めようが認めまいがいるんですよ。
そりゃあ認めない理由が宗教だったりするんだけど。
でも、心の中にはいるんですよ。
誰にも承認されなくても。
拡げてしまうと変態や異常者と呼ばれる人もただのマイノリティーかもしれない。
ダメの線引きってなんだろうなあ。
自分の中でマイノリティーの在り方
自分の中のマイノリティーとは何か
傑作のラブストーリーでも
泣けるヒューマンドラマでも
感じられないモノがあります。
一番好きなのはラストシーン。
「永遠に一緒だよ」
と囁く場面。
愛は誰にも侵されないし
心の中でずっと生き続ける。
愛し合う人に出会えたならば、死ぬまで人生は輝いている。
押し殺されるな。
おわり
ps 人間って不思議だよなあ
↓今ならこの映画Amazonプライムで無料で鑑賞できますよ！みて！
