愛にまつわるもの

愛に生きるという自分への備忘録。

【映画】『ジョゼと虎と魚たち』・・・それでも人生は続いていく

 ラストの妻夫木さんを見るためだけでも一見の価値あります

 

 

 

こんばんは

今日も邦画紹介します。

 

ジョゼと虎と魚たち

 

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妻夫木聡さんと池脇千鶴さんが主役のこの映画。

 

この2人の演技が凄すぎて

上野樹里さんが少しアレになってます。

 

2人というか主に池脇さんが化け物すぎるんだけど。

 

 

あらすじはこんな感じ

恒夫(妻夫木聡)は、雀荘でアルバイトをしている大学生。最近、卓上で話題になっているのは近所に出没する婆さんのこと。婆さんはいつも乳母車を押して歩いている。

恒夫はある日、偶然乳母車に乗っているその少女に会った。それが、ジョゼ(池脇千鶴)との出逢いだった。

 wikipedeiaより

 

※今日のレビューはちょっと自分語りになってしまいました

思うまま書き殴りましたので後から見ると恥ずかしいやつ

 

ではどうぞ。

(ネタバレあります)

 

 

健常者と障害者の恋愛を描いている本作は

かなりパンチのある内容です。

 

ジャケ写の楽しそうな雰囲気見て見たいなあ

と思っている人いたら要注意。

ほんわかいい映画かなあ、って感じで観ると

びっくりしちゃうと思いますよ。

 

綺麗事の限界を知るというか

理想論の限界を知るというか

 

ただ、限界があるというだけで

否定をしているわけではないんです

 

 

 

楽しそうに見えるジェケット写真の2人は

今にも壊れそうで

その壊れそうな極限な状態が

愛の純度を高めています。

思い返すだけで胸が痛くなります。

 

最後に別れを告げる恒夫

楽しかった日々は終わり

それぞれの日常に戻っていく

夢のようだったあの日々は

とても愛に溢れていました。

 

「僕は、逃げた」

 

恒夫がそう言うように

夢が醒める頃、愛は現実に負け

残酷に襲い掛かります。

 

誰も悪くない。

これがリアルなんだ。人間なんだ。

と思わされます。

 

泣き出すほど悔しくても

最後には現実を選んでしまう恒夫

 

それでも救われるのが

最後自動車椅子で颯爽と駆けるジョゼがいるから。

 

 

僕が逃げたって

彼女の人生は続いていく

彼女がいなくたって

それでも僕の人生は続いていく

 

泣き出してしまうのは

彼女との関わりがなくなるから

離れるのがやっぱり悲しいから

 

そんな痛みを知って

人を愛したことを思い出す

 

どんなに辛い別れがあっても

どんなに心に残っていても

人生は続きます

 

忘れるまで忘れなければいいんです

「あ、今日は思い出さなかったな」

「そういえば最近思い出してないな」

「そういえば今頃何してるかな」

ゆっくりゆっくりと。

 

そうしてキレーーイに昇華できたときに

新しい人生が始まると思います。

 

僕はもう少しです。

もう少しだけ時間が欲しい。

しばらく時間が経っているけれど

何も間違っていない、と信じています。

 

 

 

そしていつかまた、ジョゼのように強かった君みたいな人と巡り会いたい

 

 

 

おわり

 

ps ポエムっちゃった。はずい。