愛にまつわるもの

愛に生きるという自分への備忘録。

【映画】『南瓜とマヨネーズ』・・・愛とか恋とかで振り回されてこその人生

太賀!!!!!いいぞ!!!!

前から気になってはいたが抜群だよ太賀君!

しかも臼田さんも最高だよ!(めっちゃかわいい)

 

 

こんばんは

今日は映画ご紹介します。

 

南瓜とマヨネーズ

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南瓜とマヨネーズ

 

 

 

もうねーー、

みなさん観てください

ラストシーンを観てください

 

ラストがなかったら自分的にはそこまでの評価だったかも。

ラストがあって色んなものが昇華されます・・・

あとで紹介しますね。

 

あらすじはこんな感じ

ミュージシャンを目指す恋人せいいちの夢を叶えるため、ツチダは内緒でキャバクラで働いていた。ツチダがキャバクラの客と愛人関係になり、生活費を稼ぐためにキャバクラ勤めをしていることを知ったせいいちは、仕事もせずにダラダラと過ごす日常から心を入れ替えてまじめに働き始める。そんな折、ツチダが今でも忘れることができないかつての恋人ハギオと偶然に再会。ツチダは過去にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくが……。 

南瓜とマヨネーズ : 作品情報 - 映画.com

 

 

こちら、原作があるんですね。

魚喃キリコさんの漫画らしいです

僕は読んでないですが女性向けらしいですね。

読んでみようかなあ

 

 

 

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登場人物ですが、基本みんなダメダメです。

太賀はなんとなくズルズルひもになって抜け出せずにいる

臼田さんは好きになりやすいと言うか恋愛体質というか後先をあまり考えられないタイプの女性です

オダギリジョーはイケメンをいいことに女にだらしない

 

この三人をメインにストーリーは進んでいくのですが

 

 

各々がちゃんとケジメつけて、すれ違って違う方向へ人生を進めていくんですけど、その辺は実際に見てください

 

 

 

お勧めというか紹介したいシーンなのですが

ラストの太賀の演奏シーン

 

細かい説明はしませんが演奏するんですね

それを見た臼田さんがね、

困ったような愛おしいような可笑しいような

絶妙な”泣き”を見せてくれるんです。

 

すげーーいいんだよ、そこが。

2人とも最高かよ?!のシーンです

 

このシーンを観るためだけでもいいから鑑賞してほしいですねー

 

太賀君歌うま。

というか演技の自然さが絶妙なんだよなあ

 

 

面白かった!!

 

邦画の雰囲気が好きだあ!

って人には絶賛お勧めします

 

 

愛とか恋とかで振り回されてこその人生だよなあ

 

 

おわり

 

 

p.s. 臼田さんの演技ちゃんと見たの初めてかもだけど、凄い良かったです。また見たいなあ

 

 

プライムやっぱ最高よねー

 

【映画】『パターソン』・・・「愛を失って生きる意味があるのか?」

こんばんは!

 

今日は映画ご紹介します!

 

 

『パターソン』!

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パターソン(字幕版)

 

 

もうジャケット見るからに素敵な映画感が凄い

好物な感じです

 

このジャケットの3枚の写真って彼女いた時のこと思い出して少しさみし辛かった・・・

寝てる時にくっつき方が何回も変わるって言うぬくぬくした幸せ。

 

 

はあああう

 

 

 

 

あらすじはこんな感じ!

ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。そんな彼が過ごす7日間を、ジャームッシュ監督ならではの絶妙な間と飄々とした語り口で描く。 

パターソン : 作品情報 - 映画.com

 

いわゆる日常系ですね。

大きなドラマはないですがそれが心地よい。

 

のんびりゆったりと鑑賞できるでしょう。

 

 

今回は印象に残ったシーンを一つ紹介します♪

 

元カノに復縁を断られる男が言った言葉が印象に残りました

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主人公のバー仲間である男が彼女に振られちゃうんですが

ヨリを戻してくれと何度も何度も復縁を迫ります。

 

でも彼女は復縁の可能性はあり得ないと言う

 

その時ですね、男が言うんですね

 

「愛を失って生きる意味があるのか?」

 

意味があるのか?

ないでしょうに。。。

 

まあこの彼は若干ストーカーじみてたからフラれるのも無理はないんだけど・・・

 

実際どうでしょう

 

本当に愛している人がいて

その想いが報われなかったとしたら・・・

人によっては生きる意味がなくなるでしょうね。

 

そう思える人と人生を共にしたいなあ

 

なんか最近誰かと暮らしたい欲がすごい

 

って言うどうでもいいやつ

 

 

 

 

とまあ短いですが

 

日常のどのシーンを切り取って大事にするか

自分の人生は何で成り立っているのか

 

慌ただしくないですか?今のあなた。

 

少しのんびりこの映画を見て

気持ちものんびりさせましょう。

 

 

おわり

 

p.s 私ごとですが明日から日記つけます。日常を愛す。

 

 

プライムやっぱ最高よねー

【映画】『この世界の片隅に』・・・悲しくてやりきれない

こんな書き方はなんだか野暮ですけど

日本人なら一度見るべき作品だと思います。

 

 

こんばんは

今日は映画ご紹介します。

 

この世界の片隅に

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この世界の片隅に

 

です。

とっても話題になりました1本です。

 

先にあらすじはこんな感じ!

1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。

Yahoo!映画

 

 

戦争をテーマにしておりますが兵隊ではなく一般の市民にスポットを当てた内容です。

防空壕でのシーンだったり、配給の様子や、広く当時の生活の様子が丁寧に描かれており、今までわかったようでわかっていなかった戦前の生活の様子が伺い知れます。

 

そんなリアルで平凡な暮らしの中にいて異端なるもの。”戦争”。

(僕が異端と思うだけで当時はやっぱり普通だったのかな)

人と人がまさしく命をかけて殺し合う社会って今から見ればやっぱり凄い強烈で正直想像ができない。

 

 

いっぱい気になるシーンはあるのですけど今日は2つご紹介します。

 

 

①空襲のシーン

一般市民から見た戦争の恐怖はこれだと思います。

頭の上を飛行機が飛び爆音を鳴らして空襲を行う。

防空壕に逃げ込むも振動からは逃げられずその恐怖は計り知れない。

 

最近は見ないんだけど。

昔はたまに空襲に逃げ惑う夢を見ていました

あの絶望感って夢とは言え物凄く印象に残っています。

「あ、死ぬかも」「これから死ぬんだ」

って思うととても寂しくて泣きたくて辛かった。

 

この映画ではその空襲のシーンがとてもリアルに感じました。

戦争ってこんな感じなんだ。実際に体験したらどんな感情が湧いてくるのか。

と思わずにはいられません。

 

突然に、もう二度と大切な人に会えなくなるかもしれないという恐怖は言葉にできません。

 

 

②子供を守る母親の死に様

最後の方なんですけどね。

ご存知の通り広島に原爆が落とされるんですけど

ある親子がね、被爆するんです。

もうあたりは焼け野原、食べ物もなければ飲み物もない。

 

しかも母親の片腕は爆破による破片が多数刺さりボロボロ。

手首から下がありません。

それでももう片方の手には娘の手が握られ放しません。

 

なんとか逃げ歩くのですが結局母親は娘の手を握ったまま息絶えます。

体からは蛆が湧き、正直見るに耐えません。

 

でもその一連のシーンから僕が感じたのはありきたりですが親の愛。

なんて子を思う親の愛情は深いんだ、と思わされます。

こんな景色が沢山あったのだと思うと張り裂けそうです。

 

自分の母親と重ねずにはいられなくて無性に会いたくなった。

心配性だからきっと同じことをしてくれるだろう。

考えただけで泣けそうだ。。。やめよう。

 

今度ハグとかしたいなあ、かあさんに。喜ぶかな。

 

 

 

 

とまあ、いろんなシーン、お話があります。濃いよー

見る人によって沸点が違うと思います。

僕も意外と泣けない感じか?!と思っていたら

最後の親子のシーンでドッカーンときたし。

 

 

とにかく日常と並行し戦争が存在する世界を感じられると思います。

 

是非是非!みて!ください!

 

 

 

余談ですが冒頭のシーンで

「悲しくてやりきれない」

が流れた時は不意打ちすぎて泣きかけました。

あの曲ずるい!!

 

 

んー!悲しくてやりきれない!

 

 

おわり

(最近愛をテーマに書いていない気がするのだがいいのだろうか・・・

広く言えばギリギリ捉えてるような気もしないでもないが・・まあいいか)

 

 ps のんちゃんの声はよかったです。

【映画】『わたしを離さないで』・・・クローン人間の人生とは、心とは、愛とは。

原作とのイメージとぴったりでびっくりしました。

というかなんなんだこの無力感。

不思議な感じです。

 

 

こんばんは

今日は映画をご紹介します!

 

『わたしを離さないで』

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わたしを離さないで

です。

 

 

原作はノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ さんの同名小説です。 

 

わたしは原作も読んでいたのですが

とても情緒溢れる作品で、感じたことのない読後感がありました。

どちらかというと先に本を読んでほしいです。

その方が世界観への理解が深いから映画もより楽しめると思います。よ。

 

 

あらすじはこんな感じです!

 外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、幼いころから共に日々を過ごしてきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。普通の人とは違う“特別な存在”として生を受けたキャシーたちは、18歳のときにヘールシャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める。

Yahoo映画より

 

えーと、付け足しますが、ネタバレあります!

、本編でも思っていたよりも相当早めに明かされるので

まあ、いいかな、ということにしてください!

 

では。

簡単にいうと

主人公含むヘールシャムという学校で育った生徒は

ゆくゆくは「臓器提供者」として人生を全うするクローン人間です。

ですので人生は短く、長くても30年程度。

愛し合っていても子供も産めない。

そんな人生が待っているのです。

 

そんな彼らが、提供を終え人生を終えるまで

どのように生きたか、という物語になります。

 

設定はSFど真ん中。描写は純文学的。

その矛盾・ギャップが切なくホロリときてしまいます。

 

 

原作が特にそうなんですけどね。

とにかく、淡々と物語が進みます。

そして恐ろしいほど心理描写が丁寧に描かれています。

 

クローン人間だけど感情があり

人を好きになり、身悶えし、爆発する。

 

そのクローン人間の人間的な部分を

とにかく丁寧に表現しています。

 

そんな終わりが決められている人々の葛藤

終始描かれる牧歌的な美しい景色

なにか、心を揺さぶられます。

 

 

カズオイシグロさんは何を訴えたかったのか。

行き過ぎた科学主義への警鐘なのか

 

そんな難しいことじゃなく

終わりが見えていても一日一日の幸せを積み重ねていく尊さ、

圧倒的な「生」を描くこと。なのか。

 

もっと簡単にいっちゃえば

生きる。ということを表現したかったのでしょうか。

 

 

 

また、作品中で描かれる”クローン”の心理描写は

僕たちが小さい頃経験するそれと一緒で

凄くノスタルジーを感じます。

 

映像に関しても凄く綺麗で。

もっと空を見て自然を見ていたい。

どこかに行きたい、全て投げ出して飛び出したい

そう思わせる力は原作より映画の方がありましたね。

 

 

 

 

最後に、

ラストの「生きたい!」という叫び

想像しがたい苦しさが刺さり、苦しくなります。

 

生きるっていうのは

もっと美しいことの連続であるべきだし

もっと身悶えするものなんだと思いました。

 

それに比べこの世界はなんなのだ。

この無機質は景色、生活はなんなのだ(俺の)

と叫びだしたくなります。

 

一日一日を狂おしいほどにドラマチックに生きねば。

 

はあ、なんか沈むぜ。

やっぱ愛だなあ。

 

 

 

おわり

 

ps キャリーマリガンさん気に入りました。