【名言】『互いしか知らぬジョークで・・・』by野口あや子（短歌）
今回は名言ご紹介します！
互いしか知らぬジョークで笑い合うふたりに部屋を貸してください
野口あや子 『くびすじの欠片』より
素敵です
たった30文字で、ここまでノスタルジーや青臭い感じや純粋な恋の雰囲気を出せるって凄い才能だなあと思いました。
書かれたのは野口あや子さんという方で、歌人をされています。
歌人ってかっこいい・・・
今日の毎日新聞朝刊「詩歌の森へ」に酒井佐忠さんに歌集『眠れる海』取り上げていただきました。ありがとうございます！ pic.twitter.com/wqZ96pgR1r
— 野口あや子 １０／２８名古屋でシンポ (@ayako_nog) 2017年10月9日
綺麗な方だ・・・
あと野口さんについて調べるまで気付かなかったのですが
これは短歌なんですね。五七五七七。
語感がいいなあと思ったのはその為だったのか。
と納得がいきました。
内容についてですが、身に覚えのある内容で微笑ましい記憶が蘇りました。
学生の時やとにかく若い時ってふたりだけの場所が欲しくて欲しくて堪らないですよね。
まあそこには下心も多分に含まれてるんだけど。
その時期を超えると、プレ新婚生活みたいな感じで
一緒にいれる場所が欲しい！！
から
一緒に過ごせる場所がほしい。
になるんだよなあ
懐かしいなあ
で、特にいいなあ
って思うのは「互いしか知らぬジョーク」
ってとこ。
付き合ってればありますよね。
互いしか知らぬジョーク。
他の人には絶対知られたくない
ふたりだけの秘密。
ふたりだけが笑える話。
人気者の彼女だけど
俺しか知らない
ふたりだけの秘密がある
っていうのはなかなかいいものがあります。
ふふふ
愛、いうよりは”恋”って個人的には思いますけど
とても心地よい幸せな情景が浮かんでくる
とても好きな歌です。
皆様の心の片隅にも置いてあげてください。
おわり
ps 俺とたった5歳くらいしか変わらないし・・・。才能ってすごい。
↓野口さんの歌集
